阿部 |
この『テニスの王子様』という作品に対して、今まで培ってきたものを注ぎこんで、勝負しようとしてるんじゃないかな、という真剣さが伝わってきますね。 |
郷本 |
僕の場合、ミュージカルの演出を受けるということ自体、初めての経験だったので、こういうものなのかな?と思うところもあったんですけど、ここまで自分を自由にさせてくれるのって、やっぱり上島さんだからこその演出なんだな、って思いますね。僕らのダンスを良いように見せてくれたり、いい雰囲気を作ってくれたりするのは、やっぱり全て上島さんのお蔭だな、と。上島さんありきのテニプリですね。 |
青山 |
それで、上島さんって俺らを自由にさせてくれるんだけど、でもそれってある意味すごく厳しいじゃん。 |
郷本 |
厳しいんだよね〜(笑) |
青山 |
俺たちの方から、いろいろ持って行けば行くほど、上島さんもそれに応じて演出してくれるけど、俺らが持って行かなければ何もしない。それってやさしいようでいてすごく厳しいよね。でもどんどん持って行けばどんどん相乗効果になっていくし、すごく勉強になる。俺らが持ってる本質的なものを、より最大限に生かしてくれる演出をしてくれるから、俺はすごく好きですね、上島さんのやり方って。 |