--「テニスの王子様」の原作やアニメは以前から知ってましたか? |
桐山 |
はい、知ってました。 |
中河内 | 俺、ジャンパーでしたから。 |
馬場 | あ、ジャンプ読む人をジャンパーって言うんだ。 |
桐山 | 知らなかった。(笑) |
夕輝 | 中学の時にブラジルに帰るまでは、ずっと単行本を集めてましたよ。 |
馬場 | テニプリって、こんなの出来たらいいぁ、みたいなプレーがたくさん出てきますよね。僕もやりたくなって、「ツイストサーブ」を練習したことありますよ。結局出来なくて二日間くらいであきらめましたけど。(笑) |
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--テニスを実際にやってみてどうでしたか? |
桐山 | 楽しかったですね。 |
夕輝 | うん。めちゃめちゃ面白い。普通に続けられるよな。 |
馬場 | フォームとか、形が出来てくると面白いね。 |
桐山 | 俺たち自主練でコートを借りてやったりもしたね。 |
夕輝 | 雨の中、やったよねぇ。あれ面白かったなぁ(笑)。 |
桐山 | 雨の中、ね!ああいう状況ってなかなかないから、ホント面白かった(笑)。 |
馬場 | その中で間違いなくテニスが一番上手かったのは俺だよね。 |
夕輝 | 確かに上手かった。ツイストサーブを打ってね。 |
馬場 | 俺、ほんっと、上手いんッスよ! |
桐山 | …おまえ…、そういうことは俺とかバル(夕輝)とかに言ってもらうもんなんだよ!(笑)。 |
夕輝 | コートだけじゃなく、公園でもやったな。 |
桐山 | やったやった。テニスのフォームや、ダンスの練習をしたり。 |
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--稽古も始まって、メンバーのムードはどうですか? |
夕輝 | まとまってきたよね。ミーティングをしたりして、ホント良くなってきてるよね。 |
中河内 | 気を使わなくなったな。 |
馬場 | うん。前は何か言うにしても相手を傷つけないようにしてたけど。 |
中河内 | 今は何でもストレートに言うようになった。 |
夕輝 | 変な壁があるとやりにくいじゃないですか、やっぱ。 |
桐山 | お互い「こうした方がいいよ」ってアドバイスし合うのは重要だし。 |
中河内 | だからってケンカとかもないし。いい感じだよね。 |
桐山 | 人間関係の善し悪しは、舞台にもでちゃうって聞いてたので、そこはやっぱり重要だよね。ただ、バル(夕輝)がいつも待ち合わせに遅刻してくるのはどうかと…。 |
夕輝 | ちょっと待ってくれ!いつも待たされてるのは俺の方だろ!(一同笑) |
中河内 | (笑)ホント(桐山は)遅刻魔だよな。 |
馬場 | 今日も待ち合わせしてたんですけど、この人(桐山)遅刻してきたんですよ!(笑)。5分10分ちょこちょこ遅れてくるんですよね〜 |
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--メンバーについて聞かせてください。まず兼崎君から。 |
桐山 |
まぁ、一言でいえば…「筋肉」?(一同笑) |
馬場 | 一言でいうとね。 |
桐山 | 結構、冷静に物事を観てる。それでいてホントはアツいんじゃないかな。あと、米が大好き!この前、ご飯を一緒に食べに行ったんですけど、その店、ご飯が大盛りに出来る店だったんですよ。そしたら、「チョモランマ盛り」っていうのを頼んで(笑) |
夕輝 | そうそう!(笑) |
桐山 | でも、おかずのハンバーグがすんごく小さかったんですよ!でも、「大丈夫大丈夫」って言いながら食べてたからね。ハンバーグをちっちゃく切って、ご飯をグワッーって(笑)。 |
夕輝 | そう、「うまいうまい」ってね(笑)。 |
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--八神君は? |
夕輝 | 王子(八神)は僕、大好きですね。面白いよね!天然っていうか不思議な人ですよ。 |
桐山 | うん、不思議ちゃんだよね。 |
夕輝 | なんか癒される。 |
馬場 | ふんわりしてるよね、雰囲気が。 |
夕輝 | でも言う時は言うんですよ。部長らしく。写真の撮影の時、みんなご飯食べてて、レン君が一人だけ撮影してたんですよ。そしたら、「今、一人でかわいそうだからちょっと行ってきて」って。そういうのちゃんと言う、しっかりしてるんですよ。 |
桐山 | 見てないようで周りをしっかり見てるね。 |
中河内 | それにしても、あの格好は…つっこめないよね。(一同笑) |
馬場 | この前すごいびっくりしたのが、駅で待ち合わせしてて、王子、羽のついた帽子被ってきたんですよ!(一同笑) |
夕輝 | そう!しかも、すごいフリフリのついたシャツ着て(笑) |
馬場 | で「王子…めっちゃ目立ってるよ」って言ったら、「そう?一応抑えてきたつもりなんだけど」って。(一同笑) |
中河内 | 超王子だね。 |
夕輝 | ホント“王子”だから許される格好だよ。 |
桐山 | ビジュアル系のバンドにいそうだよな。 |
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--大河君は? |
夕輝 | あいつはね〜、生意気!(笑) |
桐山 | でも、俺が帰り支度もたもたしていて遅れた時、ずっと待っていてくれたりして、なにげに優しい。 |
夕輝 | そういうのはちょくちょくあるね。 |
馬場 | 元気は仕事に対して意欲がすごいある。プロ意識が高い。台本もらって次の日には覚えてるもんね。 |
中河内 | 原作の細かいいろんな事も知ってるよな。 |
桐山 | データマン! |
中河内 | そう!データマン! |
馬場 | テニプリのこと何でも知ってるよね。 |
夕輝 | たぶん、自分の役でわからないことがあっても、元気に聞けば何でも答えてくれるよ。 |
馬場 | 確かにそれくらいすごいよね。 |
夕輝 | あと、絵が上手い。 |
桐山 | ああ!絵は上手いな。 |
夕輝 | その、生意気な所も含めて、赤也っぽい。 |
桐山 | 普段から赤也を意識しているところはあるね。 |
夕輝 | だって、普段の会話の時、赤也のセリフで返してくる時があるからな(笑)。 |
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--小野君は? |
中河内 | のみ込みが早い。 |
桐山 | つぶらな瞳がかわいい! |
馬場 | 背が高い。 |
桐山 | もち肌? |
夕輝 | 部分的だなぁ(笑)。 |
馬場 |
健斗はスケジュールと風邪ひいたのとで、遅れて稽古に参加したから、まだ深くはわからない部分もあるけど、これからお互いよく知り合っていって、いい関係を築いていけたらいいと思いますね。 |
夕輝 | そうだね。 |
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--それじゃあ、桐山君はどうですか? |
中河内 | レン君は、面白いですね。 |
馬場 |
こう見えて、けっこうバカ!(笑) |
夕輝 | あと、すごい散らかす! |
桐山 | (苦笑) |
夕輝 | いっつも稽古場とかで、俺の荷物きれいにおいてあるのに、のっかったりしてて… |
馬場 |
あと、もうひとつ言えるのは…常にカップラーメンを食べてるよね。
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桐山 | 食ってねーよ!(笑) |
中河内 | 見た目とギャップがある(笑)でも、そこが良い所だよね。俺は、レン君のことはオーディションの時から印象に残ってて…こいつすげぇなって。しっかり的確にものを言うし、プロ意識は高い。 |
馬場 | オーディションの時は俺も覚えてる。「丸井ブン太をやるのは俺しかいない」って発言していて、こいつすげぇ!と。 |
中河内 | お前年下のくせに「こいつ」って(笑)。 |
桐山 | 俺いま、うんうんって聞いちゃったけど。うん?(笑) |
夕輝 | 俺は覚えてないなぁ。 |
桐山 | お前、オーディション一緒に帰っただろ!「一緒にジャッカルとブン太できるといいね」って!(一同笑) |
夕輝 | (笑)あ、そうだっけ? |
桐山 | 「俺、レンちゃんがブン太で良かったよ」って言ってただろ! |
夕輝 | あ、あれ、レン君だったんだ?(笑) |
桐山 | そうだよ! |
馬場 | ああ、あったねそんなこと… |
桐山 | お前は一緒に帰ってないから知らないだろ!(笑) |
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--夕輝君は? |
桐山 |
やっぱりオーディション一緒に帰った仲だし、バルがジャッカルで良かった。ホントそう思います。 |
夕輝 | そうなんだ。 |
桐山 | ダブルスを組むパートナーとしても、バルはキチンとしてるから、俺もシャキッとしなきゃって刺激を受けることもあるし。 |
夕輝 | (照れて)いやいやいや。 |
中河内 | 何事にも純粋だよね。 |
桐山 | そう。だからからかうと面白い(笑)。素のリアクションが返ってくるから。 |
夕輝 | 俺、リアクションとかうまくないんですよ。みんなみたいにギャグとかやりたいんですけど、できないんですよ。たまに、そのことでへこんりする(笑)。 |
中河内 | その素がいい!優しいよね、ジュッタは。 |
桐山 | あと、人懐っこい。だから絡みやすい。 |
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馬場 | (夕輝をまじまじと見つめ)よく見るとかっこいいよな。(一同笑) |
夕輝 | (照れて)…。 |
馬場 | まぁ…要するに、かっこいいんだよ。 |
夕輝 | バーちょん、もうちょっとふざけてよ! |
桐山 | こういうリアクションが楽しいから(笑) |
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--馬場君は? |
桐山 | アホ!(笑)紳士のかけらもない。でもそこが良い所。 |
中河内 | 結構、ムードメーカだよね。 |
桐山 | そうだね。あんまり年下にみえない。 |
夕輝 | モノマネとかギャグをいっぱい持っていて…そういうところ、憧れますね。 |
桐山 | あと、いつも軍パン。(一同笑)バーちょんが軍パンを履く確率、100パーセント(笑)。 |
馬場 | 俺、これしか持ってないと思ってるかもしれないけど、実際いっぱい持ってるから!これが好きなだけだから! |
中河内 | あと、バーちょんは歌が上手いです。 |
夕輝 | そう。歌に関しては、バーちょんにいろいろ聞けるし引っ張ってくれるから安心できる。 |
桐山 | 音感がいいですよね。 |
馬場 | 要は…頭がいいんだよ。 |
桐山 |
だからおまえ…。バーちょんは、ほめるとすぐ調子にのる!(笑) |
中河内 | そう! |
全員 | 「褒めるとすぐ調子に乗る!」(笑) |
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--中河内君は? |
桐山 | ダンスがホント上手い! |
馬場 | アップ(ストレッチ)をよく仕切ってくれるんだけど、その時のカウントの発音がめちゃくちゃいい。「ワン!テュー!ツリー!ファウ!はいプリエ〜」みたいな(笑)。普段、英語を使わないくせに。 |
桐山 | 聞いてると俺たちも自然に体が動くんだよね。 |
夕輝 | そのストレッチの後、ダンスがすごく気持ち良くできたりするんだよね。みんなのキレが良くなって。体も温まってやる気も出るし。 |
中河内 | まあね俺の元気パワーのおかげだな。 |
桐山 | …まあ、こーいう調子にのるとこがあるから〜(笑) |
馬場 | あと、思った事をはっきり言うね。ズバッっと。 |
夕輝 | でもはっきり言ってくれるのはいいよね。言われたいもんね。 |
馬場 | うん。 |
桐山 |
ボケる時はけっこうボケるんですけど、先の見えないボケ方をするんですよ。で、「あれ?俺すべった?」って感じで、淋しくなって戻ってくる(笑)。最近ではもう、バーちょんもたまに突っ込まなくなってたりだとか、俺もたまに突っ込まなかったりとか(笑) |
馬場 | そう、どう突っ込んでいいかわかんないボケ方をするんだよね〜 |
中河内 |
高度なボケなんだよ! |
夕輝 | それでいて意外とシャイボーイ。 |
桐山 | そう!シャイボーイ! |
中河内 | そうだね…。 |
桐山 | そこがかわいい所だよ。 |
夕輝 | 稽古中にしちゃいけない振る舞いとかも、いろいろ注意してくれる。 |
桐山 | 礼儀作法がしっかりしてるよな。 |
中河内 |
舞台を経験していろいろしごかれましたからね〜(笑)。 |
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--青学(せいがく)や六角チームの印象は? |
中河内 | やっぱり刺激されますね。それで俺たちもミーティングしたりして良くなってきたもんな。 |
夕輝 | そうそう。青学(せいがく)はやっぱりキレがよくてね〜。 |
中河内 | 逆に青学(せいがく)も俺たちを見て、ミーティングしたみたい。 |
夕輝 | そういう関係がいいんだよね。 |
中河内 | 今日見たら、青学(せいがく)さらに良くなってたよ!みんなすごいがんばってますね。 |
馬場 | 六角は、統率力がすごいよなぁ。 |
夕輝 | まとまりがあるよね。 |
桐山 | 人数も少ないだけに団結力があるし、それでいて一人一人にもパワーを感じる。 |
馬場 | 一人一人の意識が高いし、大人ですね。 |
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--HPをご覧の方に、今回の公演に向けての意気込み・メッセージを。 |
馬場 | 稽古をしていて、難しいなぁっていう所はあるけど、まだ時間はあるし…絶対面白い作品になると思う。一人一人の意識をもっと高めて、気を引き締めて、いい作品になるように仕上げていきたいと思います。 |
中河内 | だんだん自分たちも稽古していて楽しくなってきてるので、この楽しさを本番でも生かせれば、それがお客さんにも伝わると思いますね。その中で磨きをかける所は磨いて…急に高度なことは無理なことだけど、自分が出来る最大限の力を出して舞台に立てればいいかな。そんな自分たちのパワーをお客さんに感じてもらって「明日からもがんばろう!」って思ってもらえたらうれしいですね。 |
夕輝 | そうですね…俺、あまりうまいことが言えないんですけど(笑)とにかくがんばって、俺たちのチームを見せたいですね。すごい良いチームになると思います! |
桐山 | みんな、稽古が始まった当初よりも、舞台に立つんだなっていう意識が自分も含めて強くなっていると思います。他の青学(せいがく)や六角に比べて経験においては劣るけど、そこは立海メンバーみんな認識してるし、いかに努力が必要かもわかっていて稽古しているので、いい感じにまとまってきてると思いますね。一人で出るわけじゃなく八人で出るわけだから、それぞれの個性を調和しながらいい形に、一つにしていきたいなと思います。 |