クローズアップ
インタビュー柳澤貴彦編
柳澤貴彦 ――それではまず、自己紹介をお願いします。

室町十次役の柳澤貴彦、高校2年の17才です。
僕は、壇太一役の川久保くんとも共演したミュージカル『ありがとうサボテン先生』が初舞台です。
その後は、『おはスタ!』(テレビ東京)や、『バトルロワイヤル2』に出演させていただいたり…。
あと、1年半くらい"HEADS"というヒップホップグループと一緒にライブ活動をやらせてもらってます。
舞台では、この間『ピッピ』というミュージカルをやりました。

――『テニスの王子様』の原作・アニメは知ってましたか?


僕は普段、あまりマンガを読まないので…弟が買ってくるので、ちょっと知ってたかなという感じ。
でも原作を読んでみて…ハマりますね〜(笑)読んでみると面白くて、ああ、こりゃハマるわ!と思いました。キャラクターがカッコいいですよね!みんなモテそうだな、と(笑)


――ミュージカル『テニスの王子様』は観ましたか?

ビデオで観ました。
『バトルロワイヤル2』で、カチロー役の豊永さんと共演していたんですけど、その時にちょっと話を聞いていて。その頃は、まさか実際自分が出るとは思ってなかったですから、決まった時はホントにびっくりしましたね。
「テニスのマンガなのに、舞台でどうやるんだろう…」と思ってたんですけど、ボールを照明で表現しているのを見て、なるほど〜!と思いましたね。

――『テニミュ』の稽古は、どうですか?

テニプリの歌詞って、すごくストレートで、頭に残るんですよね。稽古して帰って、気づいたら家でも歌っちゃってる。(笑)
でも歌はちょっと苦手な部分もあるんで、がんばりたいです。
それから、テニスの稽古が楽しかった!初日でマメができちゃって、ちょっと痛かったですけど。空振りもしまっくって(笑)でも、すごく楽しかったです!
テニスも本格的に出来るようになればいいなと思いますね。テニスコートって、けっこうどこにでもあるから、舞台が終わっても続けられたらいいなって。そのくらいのレベルには持っていきたいなと思いますね。
あと、ダンスは…やっぱりちょっと見せたいところですね。


――柳澤くんは、すでに稽古場ではダンスリーダー的な存在だとか…

イヤイヤイヤ(笑)
立ち踊りはまだ全然です。ブレイクは、まあ小6からやってるので、ちょっとは出来るんですけど。
立ち踊りは、上半身の動きが上手くないといけないんですよね。ブレイクはダンスというより技なので…派手さで言うとブレイクはやっぱりすごいと思うんですけど、練習すればある程度みんな出来るんじゃないかっていう…(笑)
あんまり、音を取るダンスじゃないので、今は"カウントを取る"ってことが課題になってますね〜。難しいです!ターンとか、全然出来ないし。
でもラケットを持って踊るって、新鮮ですね。他にはちょっとないですよね。
面白いけど、すごく難しい。ラケットの方向がほんのちょっとでもズレると分かっちゃうんですよね。だから今回の舞台は、キッチリやっていかなきゃな、と思って。

――室町十次と柳澤くんに、共通点ってありますか?

う〜ん、難しいですね…理数系の所は共通点ですね。スタッフさんには、"分析系"な所が似てると言われましたが、自分では…どうでしょう(笑)
原作では千石にしか話しかけてなくて、あまり台詞が多くないですが、それでも目をひく存在でありたいっていうのは、やっぱり思いますね。
柳澤貴彦


――テニプリメンバーの印象は?


僕、もともと男子校に行きたかったんですけど、やっぱり男ばっかりって楽しいですよね(笑)
でも男って集まっちゃうと、なんかパワーを発しちゃうというか、騒いじゃうっていうか。ダンスグループの方でもそうなんですけど、抑えなきゃいけないところは抑えないと、集中できないと思うので、その辺りは意識して気をつけたいなと思いますね。楽しいところは楽しいところで、とメリハリをつけながら、稽古していきたいです。


――それでは最後に、HPをご覧になっている方にひとこと!

今回は、みんな原作に近い年齢になっているということで、そういう所もきっと楽しめる所に繋がってるんじゃないかなと。そういう部分では、これまでとはまた違った、新しいものになるんじゃないかなと思ってます。
あと、ダンスは誰にも負けない!っていつも思ってるんで、ダンスを見ていただきたいな、と。頑張りますので、よろしくお願いします。

 © 許斐剛/集英社・NAS・テニスの王子様プロジェクト © 許斐剛/集英社・マーベラス音楽出版・ネルケプランニング
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