ジャンプSQ.連載企画「小越勇輝のインタビューコーナー〜Another Story〜」番外編

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vol6 前編

このインタビューの本編は「ジャンプSQ.11月号」でご覧いただけます!
小越

まずは…初めてテニミュの舞台を観たときのことを教えて。

青木
おれは青学vs聖ルドルフ・山吹。とにかくあの一曲目が大好きで!
小越
『24/365』?
青木
そう、それっ! 初めて生で観て、もう興奮しちゃった。青学vs聖ルドルフ・山吹は全部で3回観たけど、毎回あの始まりがすっごくカッコ良くて「うわぁ〜〜」っと気持ちが盛り上がってさ。でもそのときはまだ「次は自分がステージに立つのか…きっと、稽古すればああいうふうになれるんだろうな」ってぼんやりと思っていたんだけど、実際やってみたら全然そんなに甘いもんじゃない! 大変な道のりが待っていたわけですよ(笑)。
小沼
僕は横浜アリーナでドリライを観ました。始まった途端お客さんの歓声もすごかったし、ミュージカルのコンサートっていうよりも普通にアーティストのライブみたい!って思って、とにかくびっくりしました。本公演は、跡部役に決まってからDVDでじっくり観ていたときのほうが印象深くて。やっぱり自分は歴代の跡部を中心に観ちゃうんだけど、みなさんそれぞれにオーラがあって雰囲気を持ってるから…。
小越
意識した?
小沼
というか、だからこそ、そこに似せようとするのは違うだろうなって。ただ跡部というキャラクターは絶対に"存在感"がなければ認めてもらえないぞ、と思って観てました。
小越

つねくんは跡部をやって、そのあと一度外側からテニミュを見ることもできた。テニミュを経験する前と後で、違ったモノが見えたりした?

青木
違う違う! もうねぇ…舞台上の役者の気持ちが手に取るようにわかるから(笑)。「ここは大変そうだな」とか「緊張してるな」とか「ここの表現は絶対自分も自信持ってやれてるはずだ」とか。自分がそこにいるような気持ちで観たり、ドキドキハラハラと…どうしても身内目線になっちゃうよね。全国決勝でもそうだったし。でもね、そんな中で勇輝はホント凄いんだよ。そういう意味では、観ていてなに考えてるかわかんないの。完全に勇輝はリョーマで俺は観客、というか。それがまた「すっげぇ!」って思って、終わってから自分の感想を勇輝に言ったんだよね。そうしたら「でもまだまだ全然。今でも悩みながらやってるところもある」と。「うわぁ、じゃあそれらが解消されて行くこの先の地方公演と東京凱旋と、まだまだ進化するじゃん」って、すっごく楽しみになった。
小越
うん…ありがとう。
青木
小沼くんの跡部もね、出て来た瞬間「いいなぁ」って。なんていうか…今まで跡部を演じて来た役者たちとはまた違う感じで、新たな可能性を感じた。
小沼
嬉しいです。
青木
青学のみんなも良かったよね。役に対してのプライドがさらに強くなってるのが伝わって来て…。また、秀弥の歌がすごく良くてね、実はちょっと泣きそうになったんだけど、「秀弥に泣かされてたまるか!」と思って耐えた(笑)。
小越小沼
(笑)。
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